他人との距離がうまくとれないレオ(岡田将生)は、彼女(蒼井優)に言われるままにハワイ島に旅行にくる。夜かかる月の虹がみたい。そう言ったのは彼女のほうだった。「ハワイ島とハワイってちがうんですけど。」 不機嫌な彼女と無口なレオ。ギクシャクした旅。都合悪くなるとすぐ黙る。レオの悪いところ。
半年後、レオはその旅の途中で出会ったホノカアで暮らしていた。人生なにがどうなるかわからない。ホノカアの映画館で映写技師の助手をしながら。そんなある日、レオは町で一番有名ないたずらヘンクツばあさんに出会う。ビー(倍賞千恵子)との出会いはちょっとした事件だった。
「明日から毎日ここで晩御飯たべていきなさい」。
そのひとことがすべての始まりだった。
ビーはレオの存在がうれしかった。おいしそうにゴハンを食べる男の子。
猫以外に突然現れた家族のような存在。毎日のゴハンはふたりにしかわからない言葉のようで。優しい毎日は、ビーをかわいくした。素直にした。
そんなある日。レオは恋をする。よく笑う女の子マライア(長谷川潤)。
マライアの存在が、やがて事件をひきおこすなんて思いもしないで。








